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英語でフランスの大学院を受験した話①〜フランスを選ぶ理由、学校選びについて〜


こんにちは。

今回は、2019年9月入学に向けてフランスの大学院を受験し、合格したものの結局進学をやめた話を、シリーズでお伝えしていこうと思います。

フランスの大学院受験、とりわけ英語で授業が行われる専攻については極端に情報が少ないので、志望の動機から手続き関係、学校選びまで網羅した記事として残してみました。

今回は、フランスを選んだ理由、学校選びの部分について書いています。

私はこんな人です

まず、私について簡単に説明します。

私は26歳で約2年半近くの会社員生活から、海外大学院受験を目指して2019年の8月から無職になりました。

仕事内容に不満があったわけではありませんが、英語の習得とビジネスに関する深い知識の必要性を感じて、思い切って退職することにしました。

正直なところ、退職について不安は全くありませんでした。今の世の中、仕事なんていくらでもあるし、自分の安定のために何かにしがみついていることの方がよっぽど不安でしたね。

留学してみると分かりますが、海外で働いたりすることに才能など必要ありません。思い切ってやるかどうか、これしかないと思っています。

なぜ私はフランスを選んだのか

さて、留学先にフランスを選んだ理由ですが、これはいくつもの理由がありました。

既にフランス行きを決めている方は、ご自身の理由を補強したり、見直したりしていただければと思います。

細々したものを含むときりがないので、とりあえず主だったものをまとめてみました。

フランスに多少ゆかりがあった

まずは一番大きな理由ですが、大学の専攻がフランス文学だったこと、です。

おかげで2ヶ月だけですがパリの語学学校にも留学し、当時は日常会話程度ならフランス語を話すことができた状態でした。

パリへの語学留学では、初めて外国人の友人ができたこともあり、「いつかまた必ず留学しに来たい!」と思ってました。
そんな背景があったので、海外大学院への進学の際も、フランスは最初から有力な候補でした。

しかし一方で、そんな昔の思い出ありきで行き先を決めたくない、という考えも当然あったので、やりたいことができないなら他の国だな・・・とも思っていました。

学びたいこととのマッチング

では、どんなところが決め手になったのか、という話です。

私は、日本文化を活用したビジネスに興味がありました。フランスは文化産業では世界一といっていいほどの力がある国で、ファッション、建築、観光等、様々な分野で世界をリードしています。

そのため、文化産業について学べる学部を探していたところ、最終的に合格をもらうことになるKEDGE Business SchoolのArts&Creative Industries Managementコースを見つけて「これだ!!」と思いました。

ちなみにこのコースは、メインキャンパスはボルドーですが、パリキャンパスで開講されており、土地勘もあったことも大きな理由です。

パリに行きたかった

これは上記の理由をまとめたようなものですが、とにかくパリに行きたい理由がいくつかあったことも、決め手の一つでした。

文化産業を学ぶには、最強の文化都市であるパリは第一の選択肢ですし、過去に留学していた都市もパリで、パリは自然な選択でした。

加えて、かなり仲が良い先輩がパリで働いていたこともあり、何か面白いことができるんじゃないか、という期待が抱けたのもパリでした。

結論、フランスへの理由は自分の背景などによるところが少なからずありました。

海外大学院留学先をどう選ぶか

個人的な理由を紹介していてもしょうがないので、一般論として学校選びに繋がるものについて話します。

海外の大学院選びでは、まず最初にMasterコースか、MBAか、という選択をする必要がありました。

これについては以前記事にまとめているので、そちらをご覧いただければと思います。

【保存版】海外大学院留学!MBAとMaster(修士)、どちらを選ぶべきか。こんにちは。 近年はスキルアップのためにMBA取得を目指す方が非常に増えてきています。 しかしながら、MBAの授業内容が本当に自...

私は、ケーススタディなどをバリバリやってビジネスの実戦経験を積んだり、財務や会計も含めた全体的な知識を得るというよりは、マネジメントやマーケティング等をメインで学び、知識を蓄えたいと思ってましたので、Masterコースに絞りました。

英語で学ぶ教育機関を探す

私の教育機関選びで一番に優先したことは、全ての授業が英語で受けられる、ということです。

特にビジネス関係では、世界中から訪れる留学生向けに、英語でのコースを開講している学校がたくさんあります。

言語の習熟度はそのまま学習内容の吸収度に直結するため、慣れない言語で学習することはありえないと思っていました。

個人的には外国語では英語が一番使えたので、英語で授業を受けられる学校を探しました。フランス語は、大学院で授業を受けるレベルにはないと思っていた(フランス語検定2級、DELFB2くらい)ため、行き先をフランスにしても、フランス語のコースは初めから除外しました。

行き先選び(国)

学校選びは、正直なところ半年近くかかりました。(最終決定までに、です)
フランスを選ぶまでに、大学院留学についてかなり入念に調べました。

前提として、文化産業について学ぶということで、カナダやオーストラリアなどのいわゆる自然や学習環境をウリにしている国は除外しました。都市の発展や文化発展度というのは自分の学習内容にとって非常に重要なものだったからです。

また、予算的に1,000万円単位の費用がかかりそうなところはナシ、です。

その後、世界大学ランキングなどの教育機関の格付けサイトをとにかくたくさん確認しました。
優先度はコストパフォーマンスです。費用が安く、それでいて世界的に見ても高いレベルの教育が受けられるところがメインですね。

と、考えていくと、アメリカは基本的な費用が相対的に高いためほとんどの大学は自分の条件にあてはまりませんでした。

最後に残ってきたのがイギリス、フランス、それからスペインやベルギー、このあたりです。

ただ、ここで注意したいのが、よく知っている大学=良い大学とは限らないということです。

なぜなら、大学でも専攻ごとに特色があり、この大学はこの専攻が強いという強み、弱みがあるからです。

日本の大学選びの感覚で、大学ごとの偏差値で大学を選ぶと、良い大学でも得意でない専攻で質の低い授業、質の低い生徒、ということになりかねません。

国選びの話に戻りますが、実際にどの国に行くかは、専攻決めと並行して最後まで悩んでいました。
なので、国選び→学校選びというよりは、学校選びと国選びは=です。

学校選びは応募要件によっても左右される!!

これに加えてもう一つ重要なのが、特にMasterコースは学校によって応募に必要とされるものが大きく異なります。

例えば、同じ専攻分野でも学校によって、GMATのスコア提出が必要な学校(HECなどの最上位校)や、推薦状の要否英語力の要求などは学校によって大きな差がありますが、これも重要な要素です。

募集要項は各校のHPに必ず載っていますので、最初からGMAT対策なんてやる気ないよ?という方などは特に、募集要項でも比較するようにしましょう。

専攻選び

最後に、専攻を選ぶ際のポイントについてお話していきたいと思います。

自分が興味がある分野を選んでいただくのがベースですが、調べてみると特色のある学部、専攻がとても多いことに気づくはずです。

大学院は大学のさらに上の高等教育機関ですので、学習する範囲はより狭く、深くなるのが一般的です。

ですので、例えば単にマーケティングといっても、ブランドマーケティングやファッション業界のマーケティング、デジタルマーケティング等、何かに特化した専攻もたくさんあります。
(もちろん、マーケティング全般の専攻もあります)

なので、専攻を選ぶ前に自分がどんな目標のために学ぶのか、どんな知識を得たいのか、などをより明確にしておくことが必要です。これはマストだと思います。

ちなみに、フランスの英語で行われる授業コースについては、キャンパスフランスという公共機関のサイトで簡単に探すことができます。

こちらは情報が古い場合が多いので、専攻の存在だけ確認して、あとは学校のホームページで情報収集するのが基本です。

キャンパスフランス Program taught in English
http://taughtie.campusfrance.org/tiesearch/#/catalog

また、先にご紹介した教育機関ランキングは学部や専攻ごとでも順位が出ていますので、ぜひそちらを確認して、自分が行きたい国、大学の専攻が世界でどんな評価を受けているところなのか確認しましょう。

参考までに、私もかなりお世話になったランキングサイトを2つ載せておきます。

The World University Rankings2020
https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/2020/world-ranking#!/page/0/length/25/sort_by/rank/sort_order/asc/cols/stats

QS Top University Rankings2020
https://www.topuniversities.com/university-rankings/world-university-rankings/2020

 

まとめ

今回は、フランス大学院留学に関して、学校選びとなぜフランスなのか、という部分についてお伝えしました。

次回は、学校を絞る際に重要な、応募要項について書いていきます。

フランス大学院留学(英語コース)についてご質問がありましたら、お問い合わせフォームよりどうぞ。随時受け付けております。