こんにちは!
今回はカナダでフルタイムの仕事のオファーを獲得し、ワーホリに旅立つChipさんのインタビュー後編をお届けいたします!
カナダでのワーホリを考えている方、必見のお話が聞けました!
もくじ
カナダを渡航先に選んだ理由は・・・?
そろそろ本題のワーキングホリデーについてお聞きしていきたいんですが、留学などいろいろな選択肢がある中でワーホリを選ばれた理由ってなんですか?
留学と違って現地で働けるのは大きな理由だったんですけど、もっとシンプルに考えて純粋に1年も、仮に何もしなくても海外に住めるってものすごいシステムじゃないか??っていうのが大きかったです。
昔から、海外にちゃんと住んで現地の文化・環境にどっぷり浸かってみたいと思っていて。
確かに!ワーホリにはワーホリの自由な良さがありますよね!
じゃあ、カナダを選ばれた理由は?
ワーキングホリデーを検討し始めてから周りの人にいろいろ聞いたんですが、カナダがいい!っていう人がすごく多くて。
まず発音がキレイなこと。物価が安いこと、それから移民国家で外国人に優しいこと。
これらが大きな決め手になりました。
バンクーバーに行かれるんですよね?
はい!トロントにいきたかったんですけどオファーを頂いた仕事先の関係で。ただ、しばらく働いたらトロントに移れればな、と思っています!
ジョブオファーをもらうまで
じゃあ、そのお仕事の話で、実際にジョブオファーをもらうまでの経緯を詳しく聞かせてもらえますでしょうか。
カナダの求人を探す時はいくつかのサイトを同時に利用していましたね。
そこで毎日ひたすら求人を確認していました。
見てらっしゃった求人は外国人向けのものだったんですか?
日本人向けと現地の方向けの2種類を併用していました。
現地の求人サイトは、カナダ人も応募するような求人が掲載されているサイトです。
でも絶対、現地のサイトがいいと思います。正直、日本人向けのサイトの方が怖かったです。美味しすぎる求人が多かったりしてなんだか怪しくて。
履歴書を送る前から「いつから来れる?」と聞いてきたり、最初からすごく親しい感じで連絡してきたりして。
調べたらやっぱり怪しい求人も結構あるようだったので、それから日本人向けのサイトはあまり使わなくなりました。
それは怖いですね・・・。仕事が欲しい気持ちにつけこんでくる悪質な企業があることは知っておきたいですね。
職種は最初から決めていたんですか?
今まで学んできた英語を使ってコミュニケーションが取れる仕事に絞って探していました。
接客業や日本語の教師などです。清掃員等、会話がなさそうな仕事は外してました。
それで、結果的に現地のサイトでオファーをもらったんですか?
最終的に3件のジョブオファーを頂いたんですが、全て日本食レストランで、1件は日本人向けのサイト経由で頂いたものです。あとの2件は現地の方向けの求人サイトから見つけたものでした。
3つの中で1つだけがフルタイムのお仕事のオファーだったので、すぐに決めました。
フルタイムのお仕事、すごいですね!
ちなみにカナダでのワーキングホリデーは、「1つの職場で長く働いてはいけない」などのルールはあるんですか?
いえ、そういったルールはないですし、逆に全く仕事せず、1年間滞在するのも可能です。ただ、現在はコロナ拡大の影響でジョブオファーを持っている証明がないと入国ができない決まりになっているようです。
カナダでどうしても、叶えたい夢がある!!
現地に行って仕事以外に何かこれをやるって決めていることとか、何かありますか?
実は目標がありまして・・・・永住権を取得したいと思っています。
ん・・・? おおっ!?!?
それって、ワーホリで滞在している間で取得可能なんですか???
そうなんです、2024年くらいまで移民を増やす政策を打ち出していることに加えて、コロナの影響で永住権取得のハードルが下がっているらしくて。
調べてみたら、最低条件がいくつか設けられているみたいでした。
まずは英語力。IELTSなどの資格試験で一定のスコアを取ること。
もう一つは、フルタイムで1年間働くこと。
1年の就労に関しては、ワーホリ中に働いている企業を通じて就労ビザの申請ができれば滞在期間を延長できるので、丸1年働く程度の滞在期間は、余裕を持って取れると思います。
じゃあそれでしっかり働きつつ、空いてる時間や仕事を通して英語も学んで試験のスコアも取る、というイメージですか。
そうですね。海外に行って英語を磨くといってもあまりしっかりした目標にはならないと思っていたんですが、永住権の取得はとても明確な目標になります。カナダについて調べていても「カナダ大好き!」という人がとっても多くて、もうこれは何がなんでも永住権取ってカナダに住んでやる!と思っています。
コロナの影響で悪いことばかりだと思っていたんですが、こんなチャンスはもうないぞ!と思います。
フィリピンのバギオに留学していたのが去年の3月まででしたが、その後4月からすぐにカナダにワーホリに行く予定でした。
この時はフルタイムのお仕事とか永住権とかはあまり考えていなくて、とにかく語学力を伸ばしに行こうと。でもコロナの影響で渡航できなかったんです。
それから今まで日本でしっかり英語力を伸ばしてきたおかげで、ワーホリで現地に行ってすぐに仕事を始められると自信が持てるくらいに成長しました。
結果的には、この期間をチャンスと捉えてしっかり英語力を培ってきたことが、今のはっきりした渡航プランに繋がったと思っています。
もともと負けず嫌いな性格で、渡航できなくなったからには日本でとことん英語やってやる!という感じで頑張ってきましたね。
確かに、現地での生活のために一度語学学校に通ったりする必要がないのは、選択肢が広がりそうですね!
そうなんです!
私はやっぱり現地の人とのコミュニケーションというのを大事にしたいと思っているんです。それなら、すぐに仕事に打ち込める方がいいと思いました。
永住権を取得した後の目標は考えていますか?
実は、日本語の教師になるのが夢なんです。
私は英語に限らず言語がやっぱり好きで、日本語を海外で広められたらいいなと思ってます。最初はレストランからですけど、ゆくゆくは日本語が教えられたら素敵だなと思っています。
Chipさんから、ワーホリを目指す全ての方へ。
それでは最後に、ワーホリや留学をこれからしたいと思っている方にメッセージをお願いいたします!
まずは、渡航前にある程度英語力を付けてほしいなと思います。
ウェールズでの挫折もそうだし、フィリピン留学でも、スピーキング力がないせいで全然うまく言いたいことが伝えられなかったり、なんで周りが笑っているのかわからなかったりしてすごくストレスに感じましたし、もう少しコミュニケーションが取れていればもっと素敵な経験ができたかもしれない、と帰国後にすごく後悔したんです。
英語力があってコミュニケーションが取れるようになると、すごく自信につながるんです。
今はもうものすごく自信があるので、カナダに着いたら現地の人とたくさん喋ってやろうとかいろいろ考えてワクワクしていますし、後悔のないカナダ生活が送れるかな?と自分に期待しています。
スピーキング力の強化は、オンライン英会話がおすすめです!
もう一つは、英語って、言語って楽しいんだ!と気づくことが大事だと思っています。
英語は本来コミュニケーションのスキルの一つですが、日本にいると必要性があまりなく、大変な勉強として捉えがちです。
でも本当は、みんな参考書なんて捨てて欲しい!くらいに思っています。基礎は大事なので言いづらいですけど。笑
ウェールズでたくさん話していた中学生の子は、拙かったり間違えていても本当に楽しそうに話していたんですよね。今思えばあれが英語を学ぶことの本質だったんだなと思います。
やっぱり、英語でコミュニケーションを取ることをもっともっと楽しんでもらえたら嬉しいです。
Chipさん、本当にありがとうございました!
Chipさんは2021年6月にカナダに渡航しており、今後はカナダでの生活についてもYoutubeにて続々配信予定です!
ワーキングホリデーについてもっと知りたい人はぜひご覧になってみてくださいね。