写真引用元:https://www.kansaigaidai.ac.jp/info/campus/nakamiya/
留学に強い日本の大学TOP10!
こちらの記事で第2位にランクインした関西外国語大学の受験方式をご紹介します。
もくじ
受験方式まとめ
一般入試[前期日程<S方式>] 試験日:2/2
こちらのS方式は、英語のみで受験できる特殊な試験方式です。
英語のみで受験できることに加えて、
「英語の資格・検定試験」加点方式を採用しているので、
英語できる人集まれ!!!という感じの受験方式になっています。
シンプルすぎる試験内容はこちら。
英語(リスニング含む)90分 | |
配点 | 200 |
S方式の肝はここからです。
200点満点の試験の得点に、
関西外国語大学が設けている「英語の資格・検定試験」の基準に沿って、
皆さんがお持ちの英語の資格・スコアが「最大20点」加算されます。
対象の試験、得点換算は↓を見てみてください。
なお、加算後の得点は200点がMAXなので、
お持ちの「英語の資格・検定試験」で20点の加算が受けられる場合は、ペーパーテストで180点以上獲得すれば満点というわけです。
※活用しなくても出願可能
※実用英語技能検定について、英検(従来型)、英検CBT、 英検2020 1day S-CBT、英検2020 2days S-Interviewが 対象です。
※TOEFL iBT®Testについて、MyBest™scoresは対象外
一般入試[前期日程<A方式>] 試験日:2/8、2/9
2/8 外国語学部 スペイン語学科
英語国際学部
2/9 英語キャリア学部 英語キャリア学科
英語キャリア学科小学校教員コース
外国語学部 英語学科
英語(リスニング含む)90分 | 国語(漢文を除く)60分 | |
配点 | 200 | 100 |
一般入試[後期日程] 試験日:3/2
後期日程もS方式と同様に英語のみで受験可能です。
「英語の資格・検定試験」加点方式がこちらの日程には適用されないので、
資格や検定を持っていない場合は、S方式は受験せず前期日程(A方式)、後期日程で合格を狙うのが無難です。
また、S方式に比べて倍率が2分の1程度まで下がるので、S方式で不合格でも後期日程で合格できる可能性は十分にあります。
英語(リスニング含む)90分 | |
配点 | 200 |
大学入学共通テスト利用入試
外国語学部・英語国際学部
外国語 | 国語※1 | 地歴公民※2 | |
配点 | 200 | 100 | 100 |
英語キャリア学部
外国語 | 国語※1 | 地歴公民・数学※3 | |
配点 | 200 | 100 | 100 |
※1 : 200点を100点に換算
※2 : 「世界史A」「世界史B」「日本史A」「日本史B」「地理A」「地理B」「現代社会」「倫理」「政治・経済」『倫理、政治・経済』から1科目選択
※3「世界史A」「世界史B」「日本史A」「日本史B」「地理A」「地理B」 「現代社会」「倫理」「政治・経済」『倫理、政治・経済』 「数学I」、『数学I・数学A』、「数学II」、『数学II・数学B』から1科目選択
試験対策 S方式受験者向け
関西外国語大学の入試は、英語力を非常に重要視しています。
英語ができれば合格できるのが外国語大学の入試です。
外語大ですから当然と言えば当然ですね。
外国語大学を受験しようとお考えの方は、外国語や英語に興味がある方がほとんどでしょうから、皆さん積極的に英語を勉強されていることと思います。
ですので、こちらでは
「S方式の受験を考えているので、英語資格・スコアを取得しておきたい」
という方向けに、どの試験が最大加算点「20点」の基準に到達しやすいか
という観点でお話ししていきます。
※あくまで筆者の受験経験に基づいた主観です。参考程度にご覧ください。
画像引用元:https://www.kansaigaidai.ac.jp/admissions/outline/univ/general-s/
上の基準を見てみると、
他の試験に比べて圧倒的に取得しやすいものが1つあります。
その試験はズバリ、、、
TOEICです。
筆者の経験上このTOEIC860点は他の試験と比べて明らかにハードルが低いと思います。
理由は2つ。
1つ目は、TOEICだけListeningとReadingのテスト。
TOEICだけ2技能(ListeningとReading)を計るテストで、他の英検、TOEFL iBT、IELTSは4技能を計るテストとなっています。
海外暮らしが長い人を除けば、確実に2技能の方がスコアが出やすいです。
2つ目は、得点のハードルが低い。
TOEFL iBT:100点
IELTS:6.5点
これらは海外の大学院入学時に要求されるレベルのスコアです。
この2つの試験で計られるのは、
「アメリカやイギリスの大学・大学院で授業を受けられる英語力があるか」
という高度な英語力なので、純粋な英語力に加えて一般教養やアカデミックな単語をある程度抑えておく必要があります。
筆者は大学院の入学要項を満たすためにTOEFL iBTの勉強をかなりの時間をかけて行いましたが、100点獲得はかなりハードルが高いなと感じていました。
上で述べたように、出題内容がかなりアカデミックであることから普通に英語を勉強しているだけでは出会わない単語や表現がたくさん出てきます。
また、アメリカのテストなのである程度アメリカの文化や歴史等を知っておくと回答がスムーズに進められるという側面も持っています。
とはいえ、大学入学後海外留学をしたい!とお考えの皆さんは、
TOEFL iBTやIELTSといずれ対峙することになるでしょう。
この点を考慮すると、TOEFL iBTやIELTSの勉強を今のうちからやっておくのもありかもしれませんが、
スコア獲得までの労力や試験突破のための【加算20点】獲得
という観点で見ると、おすすめできるのはやはりTOEICです。
試験対策 前期日程(A方式)受験者向け
前期日程(A方式)においても、英語の配点が高くなっています。
英語でいかに点数を伸ばせるかが、合格のキーポイント
になることは間違いありません。
赤本を使ってしっかりと関西外国語大学の英語対策を講じる必要があります。