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英語?それなら南アフリカ・ケープタウンに留学しよう!〜ニッチ留学⑤〜


英語の語学留学をしたいけど、どこに行こうか迷う・・・
他の人と同じような行き先は嫌なんだよなあ・・・

そんなあなたに、南アフリカのケープタウンの留学について、良いところも悪いところも全部ひっくるめてがっつりお教えします!

大自然だけじゃない今注目の国、南アフリカでの留学について知ってみてください!

南アフリカはどんな国?

なんとなくいろんなイメージがあるとは思いますが、よりわかりやすいように、まずは南アフリカについて簡単に説明します。

概要

南アフリカの正式名称は南アフリカ共和国で、その名のとおり、アフリカ大陸の最南端に位置する国です。

 

最近では、ラグビーの強豪国として有名ですが、サファリ体験などができる、大自然の観光地としてご存知の方も多いのではないでしょうか。

公用語は、英語の他に10つあります。19世紀末のイギリスによる植民地政策のため、イギリス英語が色濃く残っている国でもあり、アフリカ大陸の中でもトップレベルに英語話者が多いのが特徴です。
今では、南アフリカの全人口の10%以上が英語を第一言語として話していると言われています。

また、実業家でテスラやスペースXの設立者のイーロン・マスク氏など、南アフリカ出身の著名な人物は多数います。

気候、食文化等について

南アフリカは日本と逆転した気候で、夏が10月から3月ごろまでとなっています。気温は東京よりも少し低く、夏(1月)は最高が25度程度、冬(7月)は最高で17度ほどです。

しかしながら、地域によっては夏は30度を超える地域もあります。そういった意味では、少し日本に近いかもしれません。

食事については、「ブライ」と呼ばれる肉だけを焼くバーベキューのようなものがポピュラーなように、ソーセージなど肉が人気です。
また、日本でいうお米のように主食として食べられるものに、「パップ」というものがあります。これはトウモロコシを粉末状にして練り上げた、お餅のようなものです。

総じて、日本人には意外に住みやすい環境が整っているのではないでしょうか。

物価、生活について

南アフリカの物価は日本に比べて安く、半分ぐらいの値段で買えるものも多いため、出費を抑えて生活ができます。しかしながら、観光客向け価格があり、外国人が多く集う場所では相対的に値段も大きく上がります。

家賃は東京都比べると大幅に安くなりますが、ケープタウンの中心部など、人気のエリアは当然値段も上がり、日本と変わらない場所も多くあります。

クレジットカードやWi-Fiについては、日本ほどではないものの、整備が進んでおり、使用できる場所もかなり増えてきていますが、これらは使用できない場合にも備えておくことが必要かもしれません。

ケープタウン留学はこんな感じ!!

それでは、ここからはケープタウンでの留学について、解説していきます。

本記事にて紹介しているのはケープタウンの留学のみですが、理由はシンプルに、治安の問題です。ケープタウンは他の都市に比べ治安がよく、留学先としても人気ですが、その他の都市に関しては、特に海外での生活に慣れていない方にはオススメできません。

ケープタウンについて

ケープタウンは、近代的な高層ビルや商業施設が並びながらも、海と山に囲まれた都市です。

少し足を伸ばせば、ビーチや山々にアクセスすることができ、留学中も退屈することはないでしょう。また、ヨーロッパの有名ブランドのブティックなども多くあり、その街並みは素晴らしいものです。

市内の交通は、MyCitiバスという市内循環バスが発達しており、安全に効率よく目的地に移動することができます。

また、タクシーも利用できますが、ぼったくりや強盗を避けるため、流しのタクシーは極力使わないようにするのが無難です。

ケープタウンで英語を学ぶ

ケープタウンには、世界最大規模の語学学校グループEFのケープタウン校をはじめ、多くの語学学校があり、本格的なイギリス英語を学ぶことができます。

費用は相場ですが、1ヶ月のホームステイ留学の場合、授業料が10万円前後、2食付きの滞在費が10万円で、ひと月およそ20万円程度となります。この他、渡航費や夕食代を含めると、ひと月あたりおよそ40万円前後となります。

以下、語学学校の例をいくつか挙げましたので参考にしてみてください。

Language Teaching Centre(LTC)

LTCは、ケープタウン市内の中心部に位置する語学学校です。公共交通機関へのアクセスが良く、近くにはレストランやショップが多いため、立地は抜群です。

TOEFLやIELTSなどの試験対策クラスもあるため、初球から上級まで、オールラウンドに対応できる学校です。

学校ホームページ

INTER LINK School of Languages

INTER LINKも同じく都心部にある語学学校です。
この学校は学習設備がきちんと整っており、各種留学サイトでも非常に評価が高いです。

また、この学校の特徴は、ヨーロッパからの生徒の割合が多いことです。主にフランス、ドイツ、スイスからの学生が大半を占めており、南アフリカにいながら、イギリスの語学学校などで学んでいるような環境で学習に取り組むことができるでしょう。

学校ホームページ

ビザについて

南アフリカは、観光ビザで90日までの滞在が認められているため、およそ3ヶ月までの短期留学であれば、学生ビザを取得せずに留学が可能です。

3ヶ月を超える留学については、別途学生ビザの申請が必要となります。

 

南アフリカの治安が悪い、というのは本当なのか?

今回本記事では、ケープタウンのみを紹介したように、南アフリカの治安については、注意が必要な部分があります。

特に、ヨハネスブルグはかつて、世界一治安の悪い都市と言われこともあります。
現在はかなり改善されたようですが、十分に注意が必要なことは言うまでもありません。

特に、ケープタウン以外の都市では、殺人や強盗、強姦など、凶悪犯罪が多く発生しているエリアもあります。

窓に鉄格子がはめられているエリアには絶対に近づかない、夜に一人で出歩かない、高級品は身に付けないなど、ケープタウンにおいてもきちんとした対応を行ってください。

南アフリカに滞在されている方のブログで、治安についても紹介されているので、より詳しい情報が必要な方はご覧ください。
https://wakajps.com/blog/joburg-safety-matome/

まとめ

ケープタウンの留学についてまとめましたが、いかがでしょうか。

南アフリカの治安について少し危険な部分もあることをお伝えしましたが、ケープタウンに関しては、きちんと注意していれば基本的に安全な街です。

せっかく英語を学ぶなら、アフリカで様々な経験をして、英語以外の部分も成長できるといいですね♪