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MBA、大学院留学、ボランティアならケニア!〜ニッチ留学⑦〜


みなさん、ケニアと聞いてどんなことを思い浮かべるでしょうか。

日本人の方が一番最初に思うのは、陸上競技かもしれません。
ケニアからは多くの学生が日本に渡航し、高校、大学の陸上部などに所属しています。
駅伝やマラソンの大会等でケニア出身の選手の活躍を目にしている方も多いのではないでしょうか。

また、アフリカ系で初の大統領となった、バラク・オバマ前アメリカ大統領の両親はケニア人ということで、ニュースなどでケニアについて知った方もいらっしゃるかもしれません。

今回はそんなケニアについて、日本からの留学をご紹介したいと思います。

アフリカの広大な自然と素晴らしい人々に囲まれて、最高の体験をしてみましょう。

 

ケニアってどんなところ?

それではまず、ケニアがどんなところなのか簡単にご紹介します。
これを見れば、留学に対する不安感は無くなること間違いなし!ですよ!

ケニアの基本情報

ケニアは、アフリカ大陸の東側に位置する国で、正式名称はケニア共和国です。首都はナイロビです。

 

ケニアでは60以上もの言語が使われていると言われていますが、公用語はスワヒリ語となっています。しかしながら近年では、政府の方針もあり、英語もかなりメジャーな言語となってきています。

また、およそ8割の人がキリスト教徒、1割程度がイスラム教徒となっています。

 

ケニアの文化

ケニアはその雄大な大地から、2つの国立公園がユネスコ世界自然遺産として登録されています。

 

また、ケニアでは、ご存知のとおり陸上競技が盛んで、特に長距離競技が有名です。

世界大会の優勝者やオリンピックの金メダリストを輩出するほどの実力を持っており、日本にも多くの選手が留学として訪れていますね。

 

ケニア留学でどんなことができるのか

ケニアについてなんとなく分かったところで、次にケニア留学についてご紹介します。

ケニア留学の方法については、大まかに分けて二つあります。
一つめが、現地の大学に留学する方法、もう一つは、現地でボランティア活動等を行うことです。

それでは、この二つについて少し細かく解説していきます。

①ケニアの大学に留学する

まず、ケニアの大学留学についてですが、ケニアにも有名な大学があり、多くの留学生を受け入れています。

Instagram @alvinconnect

ケニアの中でも特に、優れた講師陣と環境で、最高峰の教育が受けられるUSIU(United States International University-Africa)にに絞って今回は紹介します。

この大学は、ケニアの首都、ナイロビにありますが、もともとはアメリカのSan Diegoにある学校の系列校です。歴史は長く、今年で創立50周年を迎えます。

この大学の特徴は非常に留学生が多いことです。学生のおよそ20%が留学生で構成されており、非常に国際色豊かな環境で学習に取り組むことができます。

同大学では特に、MBA(Master of Business Administration)などを含む、マスター(修士)コースが優れており、日本からも応募が可能です。

マスターへの応募には、アメリカなどの大学と同様に、大学時代の成績(GPA)TOEFLのスコアの提出などが求められます。
TOEFLは90点以上、GPAについては2.5以上と最低ラインを設定しています。

また、一般の欧米のマスターコースと異なり、どのマスターコースでも職歴が求められます。

応募要件を満たすのは簡単ではないですが、それだけ世界中から優秀な学生が集まっている、ということになります。

そして、何と言っても学費の安さです。
近年は東南アジアなどの国でも、MBAコースを中心に修士コースの学費は高騰しており、卒業までに300万円近くかかることが当たり前になってきました。

しかしながら、このUSIUは、コースにもよりますが1学期あたりおよそ13万円から25万円、卒業までに50万円〜100万円程度の学費で済みます。

これだけのメリットがありながら、費用面も抑えられるのがケニア留学の特徴です。

心理学などの修士コースも開講されているため、選択肢も非常に幅広いので、一度同大学のHPをご覧いただくことをお勧めします。

https://www.usiu.ac.ke
右上のタブを開くと、Master CostsやMaster Requirementなどの欄から応募要件や学費について調べられます。学士や博士も同様です。

②ボランティア等で訪れる

上記の大学の環境は一部のもので、ケニアは今でも貧困に苦しむ人々や、環境問題など様々な分野で援助を必要としている国です。

Googleで少し検索してみるとわかりますが、多くのボランティア募集があり、その内容も医療関係や教育、環境保護など多岐に渡ります。

 

大学などで勉強するのも良いですが、英語力にそれほど自信がない方、アフリカで途上国支援を経験したい方などにとっては、ケニアはとても良い選択肢になるかと思います。

 

まとめ

 

ケニア留学、いかがだったでしょうか。

特に、欧米での修士コース進学を考えている方にとっては、環境面費用面でも大変魅力的な留学先ではないかと思います。

アメリカやヨーロッパへの留学では決して得られない体験をして、キャリアアップや目標達成につなげていただけたらと思います♪