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英語でフランスの大学院を受験した話④〜合格後の手続き関係〜


こんにちは。シリーズでお伝えしているフランスの大学院を英語で受験した体験談ですが、まずだいぶ間が空いてしまいました。すみません。。。

今回は、晴れてフランスの大学院から合格をもらった後の手続き関係についてお話していきたいと思います。

エージェントに幾度となく突っぱねられて結局誰からもアシストしてもらえず一人でやった分、詳しくはなりましたのでそのあたりシェアしていきますね。泣

合格後の連絡について

面接が終わると、だいたいどの学校も「1週間くらい待ってね〜」という連絡がきて、本当に1週間前後で連絡がきます。

私が受けた2校は両方、メールで合格の連絡が来ました。
合格メールとともに学校のシステム登録関係のメールがたくさん来たりして急に忙しくなるので覚悟しておきましょう。

余談ですが、私が試験を受けたのはだいたい3月ごろでした。
というのも、ある学校では2月中の申し込みで学費が15%OFF等の特典があったからです。

学校側も早めに定員分の生徒を確保したいところだと思うので、申し込みは3月中までに済ませておくのがベストだと感じます。

実際、合格メールが来た後にシステム登録をしたら、7割近くの生徒が既に入学が決まっていました。なので全体の中では遅いくらいですね、たぶん。

合格から正式登録までの流れ

それでは、嵐のような学校からの連絡後ですが、ここからは学校ごとに大きく異なってきます。

実はこの後のやり取りが私がKEDGEを辞退した理由の一つにもなるのですが、学校によっては手続き方法の案内が非常に雑な場合があります。

デポジットの支払い

大まかな流れとしては、学校の新入生登録画面にアクセス、新規登録等の手続きを要請されるのと同時に、デポジット(入学金的な感じ?)の支払いを早々に求められます。

これは、恐らく私のように入学自体する人を減らすためだと思います。

デポジットの金額はまちまちですが、KEDGEの場合は3000€を支払いました。(辞退したときには2000€だけ返ってきましたが、そのやりとりは結構長かったのでここでは割愛します)

デポジットと言っても、支払い後しばらくするともう返ってこないことが多いです。これは一応学費の前払い分となるので、学費の支払いは総額からデポジットで支払った分を差し引いた金額になります。

割と早い段階で支払いが発生するため、複数校受験している方は要注意です!!!

入学に関する契約書類

これがもう、本当に厄介でした。

入学に関してのTerms and Conditions(ルール、規約等)の書類を読み、契約書にサインをして返送します。

が、読む用の書類は英語、サインする用はフランス語と分かれていたり、サインの仕方やサインをするところの説明が不十分すぎて何度も送ったりと、本当に手間がかかりました・・・

また、契約書類で使用されている英語はなかなか難易度が高い単語が使われています。すっ飛ばして読もうにも、学費の支払い方法等の結構大事なことが書かれているのできっちり読まねばならず・・・

この時は本当に、自分一人で手続きを進めるのに不安がものすごく大きかったところでした。

キャンセル規約、学費の支払い等の大事な部分については深く読み、場合によっては友人等を頼る方が良いかもしれません。

私も結構ニュアンスの読み取りに苦労しました。

学費の支払い

学費については、結論から言うと私はデポジット分しか支払っていません。

基本は入学から少しした後(9月入学で、9月末まで)など、割と支払いには寛容です。

また、分割払いもできますしそこまで心配する必要はないはずです。

ただし、クレジットカードでも支払えるよ、と書いてあったのに経理に問い合わせたら「今はちょっと・・・」と言われたり、パリのキャンパスに行くのにパリキャンパスの学生用の支払いの窓口がなく、マルセイユキャンパス宛に支払えと言われたり・・・

本当に大丈夫なのかこれ?という感じがすごかったです。
(他の学校は違うかもしれません)

そういった事情も踏まえると、やはり送られてきた書類を読み込み、いざとなったら「こうやって書いてただろ!!」と反論できるようにしておく必要があります。

とにかく、お金関係は万全の準備をして臨みましょう!!!

学校のシステム登録

ざっとここまでの手続きを終わらせていくと、学校のシステム登録の案内がわんさか来ます。

メールアドレスの登録、学生用のポータルページへのログイン等々・・・

ちなみにKEDGEでは、ポータルページにログインしてからしばらくは全然ポータルの内容が機能していませんでした。

たぶん入学してから動かすんだろうとは思いつつも、だったらなんでこんなに早く登録させられたんだろうかと思ってしまいましたね・・・

一応、IT系の担当者は学校にいるはずなので、もし登録関係で分からないことがあったらすぐに連絡しましょう。

私の場合は学費の支払い方法を一括か分割か、等の大事な情報もシステムで管理してたのにそのシステムの使い方が分からない、ってことで結構焦ったので、分からない時はすぐメールした方がいいと思います。

メールも返信が遅かったり来なかったりなんてザラにあるので、できれば担当者を複数知っておいて、最悪担当じゃない人もCcに入れたりして何度も聞きましょう。ウザがられても入学が決まってたら関係ありません。

VISA LETTERを受け取る

無事にデポジットの支払いが終わると、学校の中でも正式登録が完了します。

すると、修学期間やキャンパス名、代表のサイン等が記載されたVisa Letter(入学許可証)が送られてきます

フランスの学生ビザの申請にはこの書類の原本が必要になりますので、万が一学校側がコピーを送ってきたり、データだけで郵送をしてくれない場合は問い合わせましょう。

とにかく、学校の登録関係で役所に行くときに絶対に必要なのはこのVisa Letterです。忘れないでね。

その他、やらなければいけないこと

一応、ここまでが学校と関わりながら進めていく手続きになります。

この後は、ビザの申請、住居決め、CVEC登録・支払いなどの重めな手続きが残されていますが、この辺はまた個別に紹介していければと思います。

特に住居決め。パリは特に苦労します。

まとめ

さて、合格後の学校が絡む手続きについては上記で以上になります。

このフェーズにおいて一番に伝えておきたいことは、「とにかく密に連絡を!」です。

恐らく学部または専攻の担当者の連絡先を知れることになると思いますが、とにかく分からないことだらけだと思います。

そんな時は早めに聞いちゃってください。デポジット関係は特に、支払いの期限が決められており、結構な額のお金を動かす手続きなのに、「やっといてね〜」的なノリで連絡が来てそのまま、みたいな感じだったので、私も何度も確認の連絡をしました。

また、学校の手続きは学校の人しか詳しくないため、ググる前に先方に聞いてください。書類の名前も「そんなの聞いたことねーよ!」みたいなのが頻繁に出てきますので、すぐメールで「何それ?」と返信するフットワークの軽さが鍵になります。

次はビザの申請についてです。ビザのキャンセル方法についても書いていますよ!

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