イスラエルってどんな国?
宗教の聖地、中東にある国、治安が悪そう、中東の中では観光スポットがたくさん…
なかなかメディアで紹介されたり、留学先の候補としてあげられることのない国なのでなじみのない方のほうが多いと思います
今回はイスラエルの基本情報から留学情報まで、イスラエル留学の魅力をたっぷりお伝えしていきます!
もくじ
イスラエルってどんな国?

基本情報
世界の宗教に関心のある方でイスラエルを知らない方はいないでしょう
何を隠そうイスラエル(エルサレム)はイスラム教、ユダヤ教、キリスト教、これら3つの宗教が聖地とし、共存している国なんです!
3つの宗教とともに歴史を刻んできたイスラエルの街中には、宗教ごとの異なる文化や建造物、習慣が混在しており、イスラエルでしか味わえない独特な雰囲気が漂います
また、近年では300以上の多国籍企業がイスラエルに進出しており、6,000以上のスタートアップ企業がひしめく、「中東のシリコンバレー」と呼ばれるほど世界各国の企業家たちに注目されています
文化的にも経済的にも世界中の注目を集めているイスラエル
世界中どこを探してもこのような国は存在しません
まさにニッチな経験が積める国と言えるでしょう
イスラエルってどこ?
首都:エルサレム
人口:約800万人
外務省のデータによると、2017年10月時点で997人の日本人が在留しています
日本人にとって観光地としてはあまり馴染みがないイスラエルですが、宗教ごとの教会・モスクといった建造物や、約4000年の歴史を持つ旧市街、死海など見どころはたくさんあります
イスラエルの言葉
イスラエルの公用語はヘブライ語となっています
2017年まではアラビア語も公用語とされていましたが、政府の方針で現在は公用語からはずれています
え、、、ヘブライ語全く分からない。。
そんな声が聞こえてきそうですが安心してください!
イスラエルは人口の約75%がユダヤ人で構成されている移民国家なんです
どういうことかというと、世界中からユダヤ人がイスラエルの地に帰ってきているため、生まれや母国語が違うことが多々あります
なので普段から英語を使うことが多く、特に都市部であれば英語が話せれば生活に支障がないというレベルで英語が通じる国なんです
滞在方法・ビザ
3か月以内の滞在であればビザは不要です
短期留学であれば出入国の手続きの面でも1つ面倒ごとがなくなります♪
3か月以上滞在する場合は学生ビザの取得が必要になります
A2学生ビザ学生ビザは、イスラエル国内の初等・中等教育機関、研究機関、ユダヤ神学校およびユダヤ機関ユース組織に留学を希望する方に交付されます。最高1年間有効で、複数回の出入国が許可され、イスラエルでの就業は認められません。駐日イスラエル大使館
詳しくは駐日イスラエル大使館のホームページをご覧ください
学生生活・治安
中東への留学となると一番気がかりなのはやはり治安でしょうか
犯罪件数は日本の約5倍です
多いのはやはりスリや置き引きなどの軽犯罪
手口が多岐にわたるので、外出する際は気を付けるのはもちろんのこと、万が一盗難にあっても最小限の被害で済むように高額の現金や貴重品はなるべく持ち歩かないようにするなど、できる限りのことはしておきましょう
イスラエル留学のメリット・デメリット

メリット
1.ニッチな経験を積める
前述のとおりイスラエルは文化的にも、経済・ビジネス的にも世界から注目を集めている非常に特殊な国です!世界中探してもこんな国はありません
急成長中の国に身を置きながら、様々なルーツを持つ人々や文化に触れる
こういった経験はあなたの視野を広げ、多角的に物事を見る力を養ってくれます
情報が少なく、報道も有事の際にしかされないため、中東の国=危ない国というイメージを持っている方も多いでしょう。。
そのため、日本人にとって中東への留学は少しハードルが高いように感じるかもしれません
あなたの周りに中東留学を検討している人が何人いますか?…
チャンスです!!一歩踏み出したその先には刺激いっぱいの未知の世界が広がっています
2.大学のレベルが高い&英語で授業が受けられる
イスラエルの大学は非常にレベルが高いことでも有名!
世界の大学ランキング(ACADEMIC RANKING OF WORLD UNIVERSITIES)を見てみても、各先進国の有名大学が名前を連ねる中100位以内に1校、100~150位に2校、151~200位に1校と200位以内に4校もランクインしています
どれだけすごいかイメージが付きにくい方もいらっしゃると思うので、同サイトに掲載されている日本の大学も少し紹介しますね
言わずと知れた私立大学のトップ2校のランキングがこちら
慶応大学:301~400位
早稲田大学:501~600位
また、大学の講義はすべて英語で開講されます
アジア人の留学生はかなり少数で、多くの留学生がアメリカ人や欧州人!
アジア人の数が圧倒的に少ないため、人によってはアメリカに留学するよりもイスラエルに留学したほうが、アメリカ人の学生とコミュニケーションが取れるかもしれません(笑)
そのため、イスラエル留学では実践的な英語力の向上も望めます
デメリット
東南アジア等と比べ留学費用が高い
中東の国って物価が安いイメージありませんか?
たしかに中東の物価は比較的安いほうです
しかし、イスラエルの物価は中東の中では頭一つ抜きんでています。。。
詳しくはこの記事下方の留学費用をご覧ください
留学の種類
大学・大学院
基本的に学士課程は3年、修士課程は1年で終了するシステムです
※学部、コースによって期間は異なります
留学先としてあげられる代表的な大学は
・ヘブライ大学/文系(https://overseas.huji.ac.il/)
宗教学をはじめ、心理学や政治学、経営学、国際関係学等が学べるイスラエルの文系大学を代表する学校
・テクニオン大学/理系(https://www.technion.ac.il/en/home-2/)
「イスラエルのMIT」と呼ばれるほどに世界的に評価されているテクニオン大学
イスラエルの建国前から続くイスラエルで最も歴史のある大学です
・テルアビブ大学/文・理系(https://english.tau.ac.il/)
イスラエル最大の規模を誇るテルアビブ大学
学士課程は下記の文理で分かれるような形ですが、修士課程では様々な専門分野を選択できます
文系:リベラルアート(一般教養)
理系:電気電子工学
ウルパン(ヘブライ語語学学校)
こちらの「ウルパン」初耳の方も多いのではないでしょうか
ヘブライ語を母国語としない外国人に向けて設置された語学学校のようなものです
ウルパンには街にあるものと、キブツにあるものの2種類あります
(キブツを詳しく知りたい方はこちらのブログで解説されているので見てみてください)
多くの日本人はキブツにあるウルパンに通うことになると思います
キブツにあるウルパンという謎に満ちたワードを簡単に説明すると、キブツというコミュニティ(生活共同体)が運営するヘブライ語学校といえるでしょう
ここでは一日のうち半分はキブツのために仕事をして、その見返りに安価に食事や宿泊施設を提供してもらったり、授業が受けられるといったシステムになります
ウルパンには世界各国からイスラエルの文化・生活を体験するために、ヘブライ語を勉強するために様々な人々が集まります
世界各国からヘブライ語初心者も多く集まるので、英語でのコミュニケーションが必然的に増えてきます
そのため、イスラエルの文化、ヘブライ語を学びながら、実践的な英語の向上にも期待ができる、そして安価ととってもお得な留学の形です
ちなみに、街中のウルパンへは基本的に移住した外国人が通います
移民に対しては無料でヘブライ語の授業が開講されています
サマースクール
イスラエルでは多くの大学で7月~8月にかけて、サマースクール/サマープログラムが開講されています
基本的に留学生向けのプログラムとなりますので、すべて英語で受講できます
留学費用
イスラエル留学のデメリットとしてあげられるのが決して安くない留学費用
総じて日本で学生生活を送るよりも費用がかかります(ウルパンは例外です)
学校の種類、期間、宿泊先等によって異なりますので、いくつか例を紹介します
学費例
サマースクール2週間:10~20万円(宿泊費込み)
大学:160万円/年(宿泊費込み)
食費
日本の約1.3~1.8倍ほど、外食は控えるのが節約のカギかもしれません
ここに交際費、航空券、留学保険等がさらにかかってくるわけですから、決して安いとは言えません
まとめ
いかがでしたでしょうか?
少しでも読んでいただいた皆さんにイスラエル留学の魅力が伝わっていたら幸いです
日本では留学というと、アメリカ、イギリス、オーストラリア、フィリピンといったように人気の留学先が選択肢として先行しがちですが、世界にはもっと不思議で、刺激的で、効率のいい留学の形がたくさんあります
宗教上、欧州人のほうがイスラエルへの関心が高いのは当然のことといえますが、サマースクールについて記述したとおり、彼らにとってイスラエルは普通の留学先として選択肢に入っているんです
現在私たち日本人にとって、イスラエルは超ニッチな留学先です…しかし、「中東のシリコンバレー」急成長中です
“今のうちに”、あなたにしかできないニッチな留学経験をイスラエルで体験してみてはいかがでしょうか