フィジーに留学しようとお考えの方必見!
リーズナブルな値段で留学できるというキャッチフレーズをよく耳にしますが、留学費用に気を取られすぎないように気を付けましょう
もちろん留学費用も気になるところですが、結局どこを選ぶにしてもお金と時間を費やすことになるのですから、費用よりもフィジー留学があなたの留学の目的にフィットしているかどうか、そこがもっとも重要です
しっかりと知識をつけて考えてみてください!
今回はフィジーの基本情報から、フィジー留学のメリット、デメリット、フィジーでの生活事情など、しっかりお伝えできたらと思います
もくじ
フィジーってどんな国?
フィジーという国名は聞いたことあるけど、どこにあるのかよくわからないという方も多いと思います
フィジーはオセアニアにある島国で、ニュージーランドの北、オーストラリアの東側に位置する小さな国です
基本情報
簡単にフィジーの基本情報をご紹介します
正式名称:フィジー共和国
首都:スバ
面積:18,270㎡(四国くらい)
人口:約89万人
公用語:英語、フィジー語、ヒンディー語
通貨:FJD(フィジードル)
フィジーは発展途上の小さな国です
国旗からもわかるようにイギリス連邦に属している国家で、イギリスの植民地であった歴史を持っています
人口の構成比はフィジー系が約6割、インド系が約4割
インド系の人々は、イギリスの植民地時代に労働力として、同じくイギリスの植民地であったインドから送られてきた人々の子孫です
言語も文化も異なるフィジー人とインド人との間のコミュニケーションツールとして英語が使用されています
フィジー留学
フィジー留学の特徴
近年、格安で英語が学べる留学先として注目を集めているフィジー留学
フィジー留学の主な特徴を見ていきましょう!
圧倒的に留学費用が安い
格安留学の文字通り、フィジーでは非常にリーズナブルな値段で英語の学習に取り組むことができます
語学学校や、滞在方法によってばらつきはありますが、ホームステイを選択すれば、1日4~5時間の授業で宿泊、食事付きの1ヶ月で10~20万円程度でおさまります。
日本人が多い
フィジーには多くの日本人が年間通して留学しています
語学学校のクラスのほとんどが日本人ということも珍しくありません
留学先に日本人が多いことは安心材料でもありますが、英語学習の観点からみると良いとは言えませんよね
南国リゾート
日本から直行便が出ているということもあり、リゾート地としても有名なフィジー
多くの学校が都市部に集まっていますが、少し足を延ばせば青い空、透き通った海、白い砂浜といったザ・南国リゾートの景色が広がります
南国特有のゆっくりとした時間の流れの中に身を置いて、英語学習だけでなく、マリンスポーツや現地の人々との交流を楽しめるのも一つの特徴です
語学学校
South Pacific Free Bird
フィジーの語学学校の中では老舗とされるフリーバード
基本的に授業はグループレッスンです
年代ごと、目的ごとに多様な留学プランがあるのが特徴で、高校生からシニア留学まで幅広い世代のニーズに答えているほか、海外就職やボランティアプランといった語学+αの留学プランも提供しています
COLORS
フィジーの語学学校で初めてマンツーマンレッスンを取り入れた、2018年開校の新しい語学学校です
英語学習初心者でも学びなおせるカリキュラムと謳っており、英語を基礎の基礎から学べるのが特徴
語学コースの他にも、ボランティアや海外就職のコースも用意されており、フィジーで学んだ英語を実際に活用する場の提供も行っています
滞在費用
物価・生活費
フィジーの物価は基本的には日本よりも安いです
交通機関、お米や野菜、果物などは特に安価です!
その一例をご紹介します(為替・地域・お店等により前後します)
バス:35円~
タクシー初乗り:85円~
お米(オーストラリア米):200円/2kg
マンゴー:100円/kg
ここまで安価な物品をご紹介しましたが、外食や輸入品はそこまで安くありません
チョコレートやビール、清涼飲料水、紙類等は割高なので生活費を抑えたい場合は買いすぎ注意です
発展途上国ならではのフィジー生活
治安
凶悪犯罪の発生率は低く、フィジーの治安は比較的良いとされています
しかし、現地の人々の生活水準はまだまだ低いのが現状です
そのため観光客や日本人は盗難やスキミングのターゲットにされやすいという側面もあります
特に都市部やリゾートエリアでは軽犯罪被害にあうリスクが高まるので油断は禁物です
必要以上にお金を持ち歩かない、目立つ装飾品は身に着けない、女性であれば肌を出しすぎないなど、基本的な犯罪対策はマストです
水道・電気事情
蛇口をひねればきれいな水が出る、いつでも電気はつけられるし、電化製品も問題なく使える
この感覚は日本に置いてフィジーに渡りましょう
雨が降れば水道水は濁りますし、断水されることもしばしば
停電や、機械の故障も日本とは比にならない頻度で発生します
発展途上国に身を置くうえで、生活インフラの大きなギャップを渡航前に理解し、準備していくことは非常に重要です
現地生活をより充実させるためにも、英語学習をより効率よく進めるためにも、準備を怠らないようにしましょう
フィジー留学のメリット・デメリット
メリット
・とにかく安い!
欧米諸国への語学留学に比べて圧倒的に安い!
コースや滞在時期・期間によっては欧米留学の半額以下で英語を学習できます
・英語初級者に向いている
初級者向けの語学学校が多いのもメリットの1つ
高い金額を払ってアメリカやイギリスに留学したけど、ネイティブの会話スピードについていけなかった、授業についていけなかったなどの失敗をしなくて済みます
フィジーに住む人々のほとんどが英語を使えますが、スピードは比較的ゆっくりで語彙も難しくないので初級者には嬉しい環境といえましょう
・フィジー文化に触れられる/南国タイム
南国ならではのゆーっくりと流れる時間&白い砂浜、澄んだ海、豊かな自然
そんなフィジーで暮らす人々はとても明るく、フレンドリー!
都会の喧騒から離れて、フィジーの人々や文化に触れることによって、ものの見方や価値観の変化があるかもしれません
デメリット
・クラスメイトはほぼ日本人
英語学習の観点から日本人が多いことは決して良いとは言えません
英語学習が最大の目的である場合や、ある程度英語力がある人にとってはフィジーはあまりフィットしないでしょう
・講師がネイティブでない
留学先の選択肢として、よくフィリピンと比較されているようですが、こと講師に関してはネイティブ講師を多数擁するフィリピンが1枚上手です
普段から英語を使っているとはいえ、どうしても発音にくせはありますし、言い回しもネイティブのそれとは異なる場合も多々あります
・生活水準が低い
水道や電気、交通網どれをとっても十分ではありません!
日本との生活レベルのギャップに耐えられる人、そのギャップを楽しめる人でないと正直厳しいのではないかと思います
まとめ
ご覧いただきありがとうございました!
フィジー留学のあれこれをまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?
英語をがっつり学びたいという人よりも、英語を学びながらフィジーの文化・生活を体験したいという方や、海外でのボランティアにチャレンジしてみたいという英語学習+αの経験を求める人の方がフィジー留学にフィットしそうですね
留学先の選択肢が多様化した今日、留学先を決める際には自分の目的に本当にフィットしているのかしっかりと考える必要があります
留学情報やご相談、質問等も随時受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください