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中南米

話者4億人越え⁉ラテン系スペイン語を学びにメキシコへ!~ニッチ留学⑱~


こちらのページではメキシコの基本情報やメキシコ留学のメリット・デメリットを解説!

なぜメキシコにスペイン語留学をするのか、スペイン語ならスペインで学んだ方がいいんじゃないの?そんな疑問が払拭できたらと思っています

さっそくメキシコの基本的な情報から見ていきましょう!

メキシコってどんな国?

メキシコは北米大陸南部に位置しており、北はアメリカ、南はグアテマラ、ベリーズと国境を接しています

基本情報

正式名称:メキシコ合衆国
首都:メキシコシティ
人口:約1億2千万人(日本とほぼ同じ)
公用語:スペイン語
主な宗教:キリスト教(カトリック)
日本との時差:-14~16時間
通貨:ペソ

人口は日本と同程度ですが、面積は日本の約5倍!
その広大な国土にはビーチや砂漠、熱帯雨林、高原など自然がいっぱいです

公用語からもお分かりの通り、メキシコには約300年間スペインの植民地であった歴史があり、今もなおスペイン語が使用されています

 

メキシコの特徴

豊富な遺跡&史跡
太陽のピラミッドで有名なテオティワカン遺跡や古代マヤ文明のチチェンイッツァ遺跡等をはじめ、メキシコにはたくさんの歴史的建造物が点在しています

地域によって異なる気候
国土が広いため、南北、海沿い、内陸で気候が異なります
メキシコの北側は乾燥帯、太平洋側・メキシコ湾沿いは温帯、南部は熱帯といったように地域によってばらばらです

季節は基本的に雨期(5~10月)と乾季(11月~4月)に分けられます
気温は日本と同様、雨期は上がり、乾季は下がるといった形ですが、夏は日本よりも涼しく、冬は暖かいので、日本人からすると過ごしやすい方なのではないでしょうか

歴史ある食文化
日本でもタコスやナチョスといったメキシコ料理は有名ですよね
メキシコ料理は2000年以上の歴史を持っているとも言われており、2010年にはユネスコの無形文化遺産にも登録されています(ちなみに和食は2013年に登録されました)

 

メキシコでスペイン語を学ぶ

スペイン語というと“スペイン”だけに、ヨーロッパをイメージしてしまいそうですが、現在メキシコで使われている“ラテン系”のスペイン語がワールドスタンダートと言われています

それもそのはず、スペイン語話者は世界中に約4億6千万人ほどいると言われていますが、そのうちの約90%が中南米の人々なんです
つまりスペイン語話者のほとんどがラテン系のスペイン語を使っているということになります

ラテン系スペイン語においても、国や地域によって発音や言い回しが違うことがあるようですが、メキシコで話されているスペイン語はその中でもスタンダードで、スペイン語が公用語になっている中南米のどの国に行っても基本的には通じるんだそうです

つまりメキシコでスペイン語を学ぶということは、ワールドスタンダードのスペイン語を学べるということです

将来中南米でのキャリアをお考えの方や、中南米の国や文化に関心があってスペイン語を学びたいという方には、メキシコでのスペイン語学習がおすすめです

 

どんな語学学校があるの?

では、どんな学校でスペイン語を学べるのでしょうか?

上述したようにメキシコの面積は日本の5倍!
地域や学校の特色が変わってくるので、ここでは地域ごとにどんな語学学校があるのかいくつかご紹介します

メキシコシティ

歴史的な建造物と現代文明が共存する首都メキシコシティ
約885万人が暮らす大都市です
公共交通機関が発達しているほか、お店やカフェもたくさんあります

CEPE(Centro de Enseñanza Para Extranjeros)
メキシコ国立自治大学付属の外国人向け語学学校
授業は全てグループレッスンですが、大学付属の語学学校ということもあり講師の質は高く、レベル別に9つのクラスに分かれているため自分の語学力にあったレベルで学習を進めることができます

国立大学付属の語学学校ということもあり、授業料が約6万8千円/6週間(2019年11月12日のレートで計算しています)とかなり安価なのも特徴の一つです

学校ホームページ

オアハカ

メキシコ南部にあるオアハカ
治安が良く、ゲラゲッツァや死者の日のお祭りが盛り上がる街として、近年観光地としても注目されているオアハカ州の州都です

ドンキホーテ・オアハカ(Don Quijote: Oaxaca)
ドンキホーテグループはスペイン語圏の複数の国に語学学校を持つ、大手語学学校です
オアハカ中心に学校があるので、公共交通機関へのアクセスが良く、おしゃれな雑貨屋さんやカフェなども近くにたくさんあります

スペイン語だけでなくメキシコ文化が学べるワークショップ付きのコースをはじめ、多彩なコースの用意がある他、1クラス8名程の少人数制をとっている学校なので質の高い授業が受けられます

学校ホームページ

プラヤデルカルメン

超有名リゾート地カンクンから車で40分ほどのプラヤデルカルメン
カリブ海に面する多くの観光客が訪れるリゾート地で、美しい海とビーチにすぐアクセスできます
また、世界一綺麗な海との呼び声が高いコスメル島にも船ですぐに行くことができるので、休みの日にマリンアクティビティにチャレンジしてみるのもあり!

LSI(Lanuage Students International)
世界中に語学学校を展開するLSI
こちらの学校の特徴は最大5名の超少人数制クラスです
また、個人レッスンも受けられるので集中的にスペイン語を磨くことができます
英語やフランス語、ドイツ語を学べるのも一つの特徴です

語学の授業以外にも、サルサダンスやメキシコ料理のクラスも行われるので語学と同時にメキシコ文化にもしっかり触れられるのも嬉しいポイントです

学校ホームページ

 

メキシコ留学のメリット・デメリット

メリット

ワールドスタンダードのラテン系スペイン語を学習可能!

豊かな自然や古代文明の史跡、メキシコ料理等、日本とは全く異なる文化に触れられる

180日間以内の滞在であればビザ不要!

デメリット

日本から遠い、移動費用が高くつく
日本からメキシコまでは飛行機で約13時間の道のりです
航空券は片道10万円程~と非常に時間とコストがかかります

治安に若干の不安あり
観光産業活性化のためにメキシコ政府は治安保全に力を入れているようですが、地域によっては治安が悪いと言われているのが現状です
どの国に行くにしても最低限の犯罪対策は必要になりますが、メキシコの場合は特に渡航先の情報収集を欠かさず、しっかり準備する必要があります

 

まとめ

まだまだメキシコへの留学はメジャーではありませんが、言葉・史跡・食・自然・芸術などなど、メキシコには魅力がたくさんあります

ご紹介した通り留学環境もしっかりと整っているので、メキシコを留学の選択肢に入れてみてはいかがでしょうか